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2005.02.28

【226冊目】日本史 宿命のライバル 

書籍情報


日本史 宿命のライバル PHP研究所編

出版社: PHP研究所
ISBN: 456955182
オススメ度 ★★★
互いを認め合い勝負を挑んだ英雄たち。



ほんのツブヤキ
碁敵は憎さも憎しまた恋し

天智天皇vs天武天皇
源 頼朝vs後白河法皇
源 義経vs梶原景時
足利尊氏vs楠木正成
武田信玄vs上杉謙信
豊臣秀吉vs徳川家康
西郷隆盛vs大久保利通
などなど、日本史上の宿命のライバルが、たくさん取り上げられた本です。

その中で、私が、面白いなと思ったのが、「谷風vs小野川」。
織田信長や、徳川吉宗などのビックネームにまざって、「谷風vs小野川」です。
谷風?小野川?誰、これ?って感じですよね。
(私が知らないだけでとっても有名な方々なのかもしれませんが。)

谷風、小野川は、共に江戸時代の力士。
谷風は、年2回の勧進相撲で、63連勝の記録を持つ 当時の最強力士です。
(当時は一場所8日間でしたので、ほぼ4年間負けなしだったということですよね。これは、すごい事です。)
で、その谷風の連勝を63でストップさせたのが当時はまだ無名の小野川。
無名の力士が、谷風の連勝をストップさせるという大番狂わせは、江戸中の評判になったそうです。

やがて、小野川が、その頃の相撲の最高位である関脇に上り詰め、名実ともに谷風と並び称されるようになると二人の取り組みは、『寛政の名勝負』とたたえられ、勧進相撲は大盛況。

この相撲人気は、江戸城中にまで聞こえるようになり、寛政3年 鎌倉・室町時代以来の将軍上覧相撲を行うことにつながって行きます。

この将軍上覧試合行うにあたって、それまでの角界の習慣やシステムが大きくかわっていくことに。

まず、寛政元年に、二人は、それまで前例のなかった横綱免許を受けました。
これを機に注連縄を腰にまとった「一人土俵入り」が始められ、「横綱」が力士の正装と定められました。
これは、江戸城に入るため、力士の正装を急遽しつらえる必要があったからなんだそうです。

翌2年、二人は、新設された「大関」の位につくことになります。
「横綱」の後に「大関」の位が作られたんですねぇ。
ちょっと意外でした。

そして、寛政3年、ついに江戸城にて将軍上覧試合が行われることになったのですが、その勝負の結果が、また、意外なもので・・・。
興味のある方は、調べてみてくださいね。

とにかく、この二人の力士存在が、現代に受け継がれて、国技とされている相撲のシステムを作ったともいえます。
好敵手といえば、決闘ばかりに目が行ってしまいますが、一方で、その存在は、文化を創造していくという側面もあるんですね。




わたしのヒラメキ



ライバルに恵まれるということは、自分を磨く良い機会に恵まれているということ。

よいライバルに巡り合いたいものですね。



<幸せな成功をつかむためのヒント>

良いライバルを持とう。





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peko

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