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2004.11.28

【175冊目】社長が起こした「情報革命」―21世紀を制する小さな会社の経営戦術

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社長が起こした「情報革命」―21世紀を制する小さな会社の経営戦術
小山 昇

情報機器を活用しようとする「文化」を社内に定着させた社長の奮闘記。

情報ツールを導入する際、小山さんの会社では、まずそれを使って「遊ぶ」ことを推奨しているそうです。

たとえば、iモードの携帯電話を導入したとき、「iモードとは、こんなもので、こういうふうに使う」とかいった講習会は、開かなかったそうです。
社員を一度に集めて研修をすると その時間は、業務が停止してしまい 膨大なロスが発生してしまうからです。

ですので、そんな講習会を開かずに iモードで遊ぶことを推奨したそうです。
会社のお金で遊べるんです。そりゃ、iモード 使ってみようかと思いますよね。

「こんなおもしろいサイトがあるよ」とか、
「ここの着メロサイトいいよ」とか、
「ここから、花火が出る暑中見舞いのメールが出せるよ」とか、
社長も一緒になって遊んだそうです。
若手社員に教わりながら、部長や社長も、一緒になって遊んだそうです。

そうして、わいわいと遊んでいるうちに みんなiモードの使い方を覚えてしまった。
iモードを使う文化が定着していったそうです。


大抵の社員は、勤務時間内は仕事があるはずで、そうそうiモードで遊んでいる時間はないはずです。
すると、iモードで遊ぶのは、仕事が終わって、家に帰ってから・・・ということになります。

つまり、社員は、自分の時間を使って、iモードの使い方を勉強した、ということになります。
これは、iモードの使い方を勉強してもらうのに ほとんど人件費が発生しなかった、ということです。

iモードのパケット料金を会社が負担したとしても、その金額は知れています。
社員を一度に集めて研修するのに比べて、なんと安上がりで、楽しい方法なのでしょうか。

会社の経費を削減する方法にもいろいろあるものなんですね。

<オススメ度 ★★★☆> 

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