「できる人」はどこがちがうのか
今日の一冊: 「できる人」はどこがちがうのか
斎藤 孝 (著)
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新書: 218 p ; サイズ(cm): 18
出版社: 筑摩書房
ISBN: 4480059040 ; (2001/07)
価格: ¥700
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<この本への質問>
上達の秘訣は?
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<この本からの回答>
本書でいう「上達の秘訣」とは、特定のジャンルにおける上達ということではなく、ある領域での上達の体験が核となって、他のジャンルの事柄にチャレンジしたときにも、その上達の体験を生かすことができる力のことをいう。
この上達を根底からささえるものが「あこがれ」。
「あこがれ」が、根底にあれば、上達の意欲は湧き続けるし、また、この「あこがれ」のスケールの大きさが、器の大きさだともいえる。
そして、「あこがれ」を通して、3つの基礎力(技や方法を盗む力、段取り力、コメント力)を鍛え、それを活かす練習を積み重ねていく。すると この3つの基礎力自体が技として磨かれてくる。
こうなってくると やっていることが様々なジャンルに分かれていても、そこにある一貫したスタイルというものが感じられてくる。自分のスタイルというものをもつことができるようになってくる。
自分のスタイルを持つということは、非常に大きな喜びである。
自分のトータルなスタイルを表現できることによって、自分の存在感を十分に感じることができる。
自分の得意技を自分で認識し、それをトータルにコーディネートしていく。その原理、工夫をささえるのがスタイルである。
「上達の秘訣」とは、スタイルに対する意識を育てることである。
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■ 渡辺さんのひとりごと
・・・・で、あなたは、何を上達したいの?
そう問われて、考え込んでしまった。
あれ? 上達したいのものなんて、あったっけ?
そういえば、「あこがれ」なんて感情、ここんとこ持ったことなかった。
年をとるにつれて、誰かに「あこがれる」よりも、
誰かを「うらやむ」ことのほうが多くなった。
子供のころ、野球が好きで、プロ野球の選手が「あこがれ」だった。
夢はいつか叶えられると信じていた。
あのころの純粋な気持ち、どこに忘れてきたのだろう。
あなたは、何か上達したいもの、ありますか?
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